ちゃんじゃなくて、ちゃん!

「ちゃん」と、「ちゃん」の違いは分かりますか?

・・・・幼児の発音の話です。
さ行の発声は、子どもにとって難しいようで、遅れて言えるようになりますね。
そこが、幼児期独特の発音で、とてもかわいらしく聞こえます。

2歳3ヶ月のなんちゃんにはまだサシスセソの発音ができずに、
チャチチュチェチョになってしまいます。

可愛いもんだからつい、「ふじちゃん(富士山)って、なあに?」とわざわざ質問すると、
<ううん、ふじちゃん。ふじちゃんじゃないでちょ。>
悪い癖で、ちょっといじわるしたくなって、
「ふじちゃんなの?」と聞き返すと、
<ううん!ちがうの!!!ふじがん、ふじ、ばん!ふじにゃん!ちがうのちがうの!>
・・・と、いらだちを隠せない様子。
その後は、「ああ、富士山かぁ。教えてくれてありがとう。」
と、教えて貰う形にして終わるのがいつもの会話のパターンです。

自分の発したい音と、発声の発達がアンバランスで、とても一生懸命で微笑ましい時期です。
教科書的にはあまり子どもの一生懸命な姿にちょっかい出すべきではないとは思いますが、
一生のうちにほんの一時期しかないなんちゃんの言葉の発達を、
出来る限り、本当に近くから、見守ってあげたいと思います。

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