文京区の観光スポット
東京都の文京区といえば、日本を代表する東大こと東京大学があるエリアになります。何となくハイクラスなイメージを抱いている方も多いでしょうが、実際にさまざまな面でレベルの高いエリアとなっています。ここでは、そんな文京区の観光スポットについてご紹介していきたいと思います。
湯島天神
文京区にはさまざまな神社仏閣が見られることでも知られています。国、都、区の文化財に指定されている建造物も多く、神社仏閣だけでかなり見ごたえのあるエリアとなっています。その中でも有名なのが湯島天神です。
菅原道真を祀っている神社で、学問の神様として親しまれています。受験シーズンになると、湯島天神の御守りを求めて学生さんやその親御さんが多く訪れます。泉鏡花作の新派の名作「婦系図」の舞台としても知られており、新派の記念碑や鏡花の筆塚もあります。
野球殿堂博物館
文京区には「文」という文字が入っていることもあり、文化的な観光スポットも多く見られます。美術館や博物館も多く見られるのですが、その中でも高い人気を誇っているのが野球殿堂博物館です。
野球の歴史や科学などを紹介しており、さまざまな展示が見られます。野球好きにはたまりませんし、プロ野球の投手の映像を相手にバッターボックス体験もできるようになっています。入館料もお手頃ですし、大人の方はもちろん、お子さんと一緒に行くのもいいでしょう。野球に興味のない方でも野球に興味を持つきっかけになるかもしれません。
六義園
文京区にはさまざまな庭園や公園もあります。それぞれが地元の方や観光で訪れている方にとっての憩いの場となっているのですが、その中でも特に人気の観光スポットとなっているのが六義園です。「ろくぎえん」と読んでしまいそうになりますが、「りくぎえん」と読みます。
六義園という名前は、中国最古の詩篇と言われている「詩経」の六義に由来しています。江戸時代初期の頃に完成した桂離宮の庭園の様式を採用した回遊式築山泉水庭園で、元禄時代の明るく、かつ、おおらかな感じを受ける江戸大名庭園の代表とも言えるでしょう。その芸術性はもちろん、自然と息が漏れてしまうような癒しを与えてくれます。